ダイアモンド企業と呼ばれるための指標②「手元流動性資金」の目安 とは?

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利益が出ているのに余裕がないのはなぜ?

利益が出ているのに、通帳にはあまりお金が残っていない!なんていう状況に陥ったことはありませんか?

利益がたくさん出ていても、現金がなければ事業は続きません。

では、一体いくらぐらいあれば安心なのか?
それを見るのが「手元流動性」
会社の安全性(資金力)を見る指標です。

手元流動性資金

手元流動性資金の見方

求める算式は

手元流動性=(現金・預金+即処分可能有価証券)÷平均月商

「2」以上を目指しましょう。

要するに月の売上高の2倍の現金・預金を持っているかどうかです。
(月の売上平均が1,000万円なら2,000万円以上のキャッシュがあるか。この数値、日本の上場企業は約1~1.5です。)

売上が全くない状態が2か月続いた場合でも、それに見合う資金があれば経営者は安心です。売上が半減しても4~5か月は持ちこたえ、この間に対策が打てます。

まとめ・常にキャッシュフローを意識しリスク管理することが重要

企業経営において利益を出すことは当然目指すべきところですが同様にキャッシュフローも大事です。

手元にある何にでも使える資金が豊富なことは中小企業にとっては絶大なリスクマネジメントでもあります。

定期積立をして預金を増やしたり、売掛金の回収を早めたりして現金・預金の有り高を確保しましょう。

さて、御社の数字はどれぐらいですか?

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