ダイアモンド企業と呼ばれるための指標⑦ 資金調達の安全度合「自己資本比率」の目安とは?
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自己資本比率とは?
資金の集め方には、大きく分けて返済の必要がない自己資本(資本金と利益の蓄積)と返済の必要がある他人資本(買掛金や借入金などの負債)の2つがあります。
「自己資本比率」は、企業活動に投下された総資本のうち、自己資本に占める割合で、資金調達面の構成割合から安全度合を視るものです。
好況時にはさほど気になりませんが、不況時には特に財務体質の良し悪しが問われる指標です。高いほど安全ですが、高すぎるとその資本運用がうまく出来ていないという見方もされます。
自己資本比率の計算式
自己資本比率=自己資本/総資本×100%
自己資本比率の目安
目安としては少なくとも30%以上。40%が目標値になります。
①資本金は月商を目安とする
②税金を怖がらず、確実に内部蓄積(利益余剰金の蓄積)を行う
③借金による拡大主義は危険
④借金(有利子負債)と自己資本または総資本とのバランスを考える
⑤ムダな資産やそれに対応する負債の圧縮を考える
自己資本の財源だけでは事業の拡大は困難となりますので、どうしても他人資本の活用が必要となります。他人資本と自己資本のバランスが大事ということになります。
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